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マカオ 1

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仕事でマカオに行っていました。世の中ではマカオ=カジノのイメージが強いような印象ですが、今回見てきたことを記録します。

これはマカオ内ではなく渡航前後の話ですが、今回驚いたことのひとつに、マカオの認知度の低さがありました。もちろん知っている人は知っていると思いますが、マカオの話をしたときに、どこだかよく分からないという友人知人が何人かいました。香港の隣、と言うとなるほど、と言う人が多かったです。人に言われて知ったのですが、日本では「香港・マカオ」と、必ず香港と一緒になっているのですね。

ポルトガルの名残り

中国本土にもポルトガルにも行ったことがないのですが、明らかに中国の影響ではないだろうな、というところを多く見かけました。ポルトガル領だったのは1999年までだそうで、中国領に戻ったのは本当に最近ですね。

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マカオの友人に聞いたら、やはりポルトガル+中国のミックスがマカオらしさ、というようなことを言っていました。

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ヨーロッパの石畳

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ここ(タイパ島の道の一部)に使われている石は、昔ヨーロッパから運ばれてきた石だそうです。なぜわざわざヨーロッパの石を使っているのか。それは、ヨーロッパから船で荷物を運んでくる際、船の底に石を積むことで荷物とのバランスを取っていたからだそうです。それマカオに捨てて帰っていったのを、現在石畳として使っているとのこと。だから古い石で出来た石畳なのだそうです。なるほど、と思いつつ、ただの石をヨーロッパから運んでいたと思うと、そのあたりの知識のない私は少し複雑な気持ちになります。。

続きます。そういえば泊まっていたのはカジノ街の中でしたが、ほとんどが中国本土からの観光客で溢れ、その中に少し欧米の人がいる、という感じで、朝から晩まで街に人がうろうろしていました。